【アパレル】ボディースキャン・採寸アプリまとめ【ファッションテック】【2019.11更新】
ZOZOスーツの衝撃的なプレゼン以降、オーダーメイドスーツに関するニュースを良く目にするような気がします。
オーダースーツを作る上で欠かせないのが、「採寸」。
今日は、スマホ、アプリの進化で手軽にできるようになった「デジタル採寸」についてまとめてみようと思います。
他にもこんなの抜けてるよがあればコメント頂けると幸いです。
アプリはインストールしたので、実際に使って、比べてみてってのもできたら面白そうだなと思っています。
それはまたどこかで。。。
★目次
- デジタル採寸早見表
- 【写真Only】Bodygram
- 【写真Only】1 Measure
- 【写真Only】Sizer
- 【写真+スーツ/マット】ZOZOSUIT/ZOZOMAT
- 【写真+アンケート+購入履歴+洋服採寸】unisize
- 【スマホのセンサー】My SizeID
- 【ボディースキャナー】シンボル社
- 【その他】AMAZON
- 【その他】LYFSIZE
デジタル採寸早見表
【写真Only】Bodygram
スマホで写真を撮るだけという、一番シンプルな方法がこの方法。
Original社(アメリカ)が提案している「Bodygram」は2枚の写真を撮るだけで採寸が可能になるという、いかにもアメリカのシリコンバレー勢が考えそうなデジタル提案。
引用先:カミアプ:https://www.appps.jp/311398/
元々自社オーダーシャツブランド「OriginalStich」への展開をしていた(ちなみにOriginalStichは、ワールドに買収された)ようですが、今ではユニクロの「MySizeDAMERA」に展開されるなど、他社向けB2B事業も軌道に乗り始めたよう。
www.gizmodo.jp
◆web
【写真Only】1 Measure
Bodgramと同様、2枚の写真を撮るだけと非常にシンプルな採寸提案。
1 Measureは中国の「SHENZHEN TOZI TECHNOLOGY CO., LTD」が開発したアプリ。
中国のテック企業も侮れないレベルに来ているなと改めて認識しますね。
最近、伊藤忠商事が資本・業務提携をしたことで話題になりました。
www.itochu.co.jp
伊藤忠商事だけでなく、他にもアプリ展開しているようですね。
引用:1Measure
【写真Only】Sizer
Sizerは上記、2つのアプリとは違い。
アプリの指示に合わせて回転しながら写真を何枚か取るスタイル。
すごく平たく言うと、「ZOZOSUITSの水玉スーツが無い版」。
web
【写真+スーツ/マット】ZOZOSUIT/ZOZOMAT
このオーダーメイドブームの火付け役と言っても過言ではないZOZOSUIT。
そして次は足の測定ZOZOMAT。
どちらもスマホを使いはしますが、共通する姿勢は「何かが介在する」ということですね。
ZOZOSUITであれば「水玉タイツ」、ZOZOMATであれば「水玉マット」。
介在物レスの上記提案よりは手間ですが、それだけこだわるところがあるのでしょうか。
【写真+アンケート+購入履歴+洋服採寸】unisize
ただ採寸するだけでなく、上の画像のように「アンケート」「購入履歴」「洋服採寸」などのコンテンツを駆使し好みや想いのようなあいまいな所まで考慮に入れたフィッテング提案を行っています。
AI写真採寸は上記「1 measure」のアプリを採用しているようですね。
驚くべきところは、既に多くの企業に導入実績があるということ(下記でも一部)。
【スマホのセンサー】My SizeID
スマホで写真を撮って、というやつをこれまで紹介してきましたが、
これはスマホのセンサー?を使って計測するアプリ。
イスラエルの会社でサイトが英語ですが、紹介動画はわかりやすかったです。
こちらの方のブログがわかりやすかったです。
【ボディースキャナー】シンボル社
こちらはアプリではなく、据え置きのスキャナー。
スキャナーの中に立つだけで計測時間は僅か40秒。
ワコール社「3D スマート アンド トライ」で100台の導入がされるとのこと。
このようなスキャナーメーカーもこれから群雄割拠になってきそうですね。
◆web
【その他】AMAZON
ファッションとは程遠くみられがちなGAFAですが、実は色々な方面からファッションテックへの訴求を始めています。
その一つが、AMAZONのこの動き。
具体的な製品・サービス提案がまだされた訳ではないですが、今後何かがありそうですね。
【11月】アパレル関連行きたいイベントまとめ【ファッションテック・サスティナブル】
11月に開催されるアパレルイベントで気になるイベントをさくっとまとめてみました。
見つけるたびに更新して行きたいと思います!
他にも何かおすすめがあればコメント頂けると幸いです。
メーカーが集う講演会やサスティナブルに向けた講演、工場主催のボトムアップイベントなど様々なイベントが開催されるようです!
さて何個行けるか・・・
★目次
- イベント早見表
- 11/3-5:文化学園大学文化祭
- 11/7:FashionStudies®×WORLD さすてなぶるファッション™
- 11/14-15:考えるセンイ~持続可能な推進力~
- 11/22,29:第36回 消費科学講座~SDGsに取り組む企業の革新~
- 11/29:Valley Sewing Labo
- 11/30:ファッション造形学セミナー
イベント早見表
11/3-5:文化学園大学文化祭
69回目を迎える文化祭テーマは『Revolution』。
教育成果の発表や趣向を凝らした展示のい他にもファッションショーや学生バザーされているそうです。
りんごちゃんなどの芸人さんによるお笑いライブや小関裕太さんトークショー などもあります。特別イベントは日にちによるのでご注意ください。
詳細
◆日時
3日(Sun) 9:30-17:00
4日(Mon)9:30-17:00
5日(Tue) 9:30-16:00
◆場所
文化服装学園大学
東京都渋谷区代々木3丁目22
◆値段
入場料無料
11/7:FashionStudies®×WORLD さすてなぶるファッション™
『大量廃棄社会、アパレルとコンビニの不都合な真実』という本を書かれた仲村和代(朝日新聞 記者)藤田さつき(朝日新聞 記者)による講義と著者、企画者、会場を交えながらの討論。
詳細
◆日時
7日(Thu)19:00-21:00
前半 著者二人による講義
後半 著者、企画者、会場を交えながらの討論
◆値段
・一般 書籍付き 前売2,800円(Peatixにて)当日3,000円
・大学生・専門学校生 書籍付き 前売1,800円(Peatixにて)当日2,000円
・中学・高校生 書籍付き 無料
・一般 書籍なし 前売2,000円(Peatixにて)当日2,200円
・大学生・専門学校生 書籍なし 前売1,000円(Peatixにて)当日1,200円
◆URL
11/14-15:考えるセンイ~持続可能な推進力~
日本繊維機械学が産学官の繊維に関わる方々を対象に、最新情報の収集ならびに意見交換の場となることを目的として、毎年11月に開催しているセミナー。
今回のメインテーマは「考えるセンイ~持続可能な推進力」。
特別講演として国立情報学研究所によるAIや理化学研究所による人工クモ糸に関する講義を企画している。
テーマ別講演でも、これらのホットなテーマについて、関係分野の第一人者による講演を企画。
詳細
◆日時
14日(Thu)、15日(Fri)
プログラム詳細はホームページ参照:http://tmsj.or.jp/annual/autumn_seminar_26/program.html
◆値段
・会員 22,000円
・協賛学協会員 22,000円
・非会員 30,000円
・特定会員(65歳以上) 8,000円
・学生会員 3,000円
・学生非会員 5,000円
◆URL
11/22,29:第36回 消費科学講座~SDGsに取り組む企業の革新~
近年キーワードになっている持続可能な開発目標:SDGs。
SDGsの本業化を正面に据えて,経営組織の中にサステナビリティを根付かせていく「組織」と,社会課題解決に貢献していく「企業活動」の2つの側面から,具体的に取りうるアプローチについて一緒に考える機会の提供を目的に開催。
各社各様のアプローチ・見解を1時間弱の講演にて展開される。
講演者:公益財団法人 地球環境戦略研究機関、大野インクジェットコンサルティング、コニカミノルタ㈱、東レ株式会社、日華化学株式会社、株式会社島精機製作所、日本環境設計株式会社
11/29:Valley Sewing Labo
奈良県で在宅縫製サービス「My Home Atelier」を運営する合同会社ヴァレイが
関西の「いとへん」の事業者、関係者とともに日本の服づくりの未来を語り合うValley Sewing Labo.を開催。
第一回のテーマは「工場と生産の共通言語を探る」
ゲストは座波ケニア氏。
詳細
◆日時
29日(Fri)15:00-17:00
◆場所
バンタンデザイン研究所 大阪校
〒542-0086 大阪府大阪市中央区西心斎橋2-8-5
◆値段
・一般 1,500円
・学生 無料
◆URL
11/30:ファッション造形学セミナー
正式タイトル:第31回ファッション造形学セミナー3Dテクノロジーでアパレル企画・設計・販売はどのように変わるのか-ISO/TC133と日本の3D-CAD・3Dスキャナーの現状-
近年、技術進歩が著しいアパレル3D技術に関する講演会。
JIS衣料サイズ改正検討委員、ISO/TC133の国内審議委員である東レACSの久保忠博氏によるISOなどの国際動向とアパレルでの3D利用の現状についての講演。
さらに、日本で利用可能なアパレルCADソフト(4社)と3Dスキャナー(2社)の特徴について、メーカーや代理店から最新の情報と今後の展望についての講演があり、今の最新テクノロジーが集う。
講演者:東レACS株式会社、デジタルファッション株式会社、株式会社アベイル、株式会社ユカアンドアルファ、株式会社スペースビジョン、ビーエム・ディーシステム株式会社
HATAORI-MACHI FESTIVAL2019@山梨県富士町吉田
来週は山梨県富士町吉田待ちで開催されるHATAORI-MACHI FESTIVALに初参加してきます。
2016年より開催されている織物のフェス。
織物だけでなく、織物工場や飲食、古道具、音楽祭などを楽しむことができるそう。
イベントが多く計画されており、無計画ではまずいと思い、HATAORI-MACHI FESTIVALのWebを元に事前に情報収集。
収集した情報をまとめて行きたいと思います。
(ほとんどHATAORI-MACHI FESTIVALの公式Webからの拝借ですが、https://hatafes.jp/2019/)
◆HATAORI-MACHI FESTIVALとは
富士山のお膝元、山梨県富士吉田市。この地では、富士山の湧き水を使って千年以上前から織物業が育まれてきました。ネクタイ生地、傘生地、裏地など多品種の織物を織る珍しい産地でもあり、近年は工場独自のファクトリーブランドが多く台頭してきています。「ハタオリマチフェスティバル(通称ハタフェス)」は、山梨ハタオリ産地や全国各地から集まった生地製品や古道具のマーケットをはじめ、おいしいFOODや音楽会、ワークショップ、まち歩きなど、住んでる人も外から訪れる人も楽しめるお祭りです。
開催日:2days:10/12(sat) 10:00-18:00/10/13(sun) 10:00-16:00
会場:山梨県富士吉田市小室浅間神社
-日本ステンレス工業富士吉田支店
-中村会館
-下吉田商店街の空き家
-新世界乾杯通り
-中央まちかど公園 ほか
◆Goma男注目コンテンツ
日程的に全部は回れなそう?なので、これからスケジューリングしてきます泣
あと、イベント以外は町中を回っていれば、出店などが出ている感じなのでしょうかね?
こういう行ってみないとわからないのって初めて参加するイベントならではのワクワク感ですね。
来週が楽しみです!
◆注目コンテンツ詳細
上に書いた注目イベントの詳細を書いていきます。
工場見学
①「後染めの染色工場・丸幸産業」「リネンの織物工場・TENJIN-factory」
日時:12(sat)13:00-16:30
参加費:税込み¥6,500(バス交通費+丸幸産業染め体験代含む)
内容:丸幸産業では自分の洋服や布製のバッグ・布小物などの絞り染めが体験でき、TENJIN-factoryではブランドの世界観をあらわしたショールームと旧式のシャトル織機が動く様子を見れるそうです。
URL:https://hatafes.jp/2019/industrial_tourism/
②「高速織機のキュプラ(裏地)加工:渡明織物」「ポップでカラフルなネクタイ:羽田忠織物」
日時:13(sun)13:00-16:30
参加費:税込み¥8,000(バス交通費+渡明織物織物体験代含む)
内容:渡明織物では、自分で好きな色の糸を織り込んだオリジナルストールを作りが体験でき、羽田忠織物ではネクタイ工場のショールームを見れるそうです。
URL:https://hatafes.jp/2019/industrial_tourism/
③丸幸産業の黒染め加工展
お洋服の返却日時:13(sun)15:00-16:00
加工賃:※ハタフェス特価
シャツ・ワンピース:¥1,000/パンツ・デニムパンツ:¥1,500/ジャケット・コート:¥2,000
内容:シミのついた服や色褪せ、色落ち、日焼け、漂白剤による脱色や黄ばみなど、着れなくなったお洋服を黒に染め直してくれるそうです。ただし、整理して気づいたのですが、加工依頼は10/3までだったそうです。
URL:https://hatafes.jp/2019/marukou_news/
◇イベント
④富士吉田に映画館をつくる会「ファブリックの女王」上映
時間:11:00〜/13:00〜
料金:500円
内容:マリメッコの創業者の人生を描いた映画「ファブリックの女王」の上映会。映画自体も初めて聞いたタイトルで非常に興味があるのですが、それよりもどのように上映するのか?と言ったイベント全体のデザインが気になります。
URL:https://hatafes.jp/2019/market/movie/
⑤サウナと土曜ロードショー
日時:12 (sat):18:00 – 22:00
料金:チャージフリーの店内出入り自由、サウナはドネーション制。
内容:不定期にて山梨県北杜市で開催されるビデオDJパーティ『金曜ロードショー』とサウナ大好き集団『どこでもサウナ』が今回タッグを組んでお送りするパーティ。簡単に言うと、サウナに入ったり、ミュージックビデオを観たりする会だそう。サウナの持ち物として、水着(濡れてもいい服)、タオルということなので、本格的なサウナ?どんなイベントなのか想像がつきませんね笑 興味しんしんです。
URL:https://hatafes.jp/2019/saunatodoyouroadshow/
⑥What a Handwritten World! in HATAORIMACHI
内容:手描きの表札看板屋や、オリジナルグッズの販売を中心に、作品展示や参加者にもチョークで書いてもらえる大きな黒板ボードも出現。織物以外にもキャッチ―なイベントがたくさんあるそうです。
URL:https://hatafes.jp/2019/handwritten/
◇マーケット
⑦よしだのまちの一箱古本市
日時:3(sun):10:00-16:00
内容:誰でも一箱の中に本と想いを詰め込んで、屋号をつけて1日だけ本屋さんになれる本のマーケット。織物というイベントでありながら、本にスポットライトが当ているのが面白いですね。素敵な出会いがありそうですね。
⑧産地間コラボレーションマーケット「まちのおと」
内容:山形、新潟、沖縄、さらには福岡(広川町)、島根(石見銀山)、東京(八王子)から自慢の品が集うマーケット。どれも気になりますが、特に沖縄の酵母パン「宗像堂」が気になります。
URL:https://hatafes.jp/2019/town/
◇ごはん
ランチやおやつにうってつけのイベントも。
食べ歩きもできそう!
⑨ドラゴンヒツズ商店会
⑩発酵をテーマに山梨を伝える「やまなし発酵マルシェ」
◇気になる出展者
⑪梨県織物整理
内容:布の後加工という変わった加工を、当日は工場内でかんたんなワークショップで体感できるらしい。
URL:https://hatafes.jp/2019/market/fyoshidacci/
⑫pole-pole
内容:プリント柄がかわいいブランド、当日はシルクスクリーンのワークショップを開催されるそう
URL:https://hatafes.jp/2019/market/pole-pole/
⑬YUMI YOSHIMOTO
最後に
いよいよ今週になったハタフェスです。
事前調査だけでもかなりワクワクしてきました。
今週参加した結果もどこかでレポートできればと思います。